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固定資産税の税率は1.4%。
計算方法は、土地・建物の評価額×1.4%です。土地・建物の評価額は3年に1度見直されるので、建物は経年劣化により少しずつ評価額が下がります。
また生活拠点として月1回以上別荘を利用し、その他の要件を満たせばセカンドハウスとして認められる可能性も。この場合の固定資産税は、最大で6分の1に減額されます。
購入時は不動産取得税や登録免許税が、購入後は毎年、固定資産税・都市計画税・住民税・火災保険料がかかります。
住民税はそこに通年居住していなくても、不動産をその土地に所有している場合は自治体のサービスを受けているものとされ、全員一律の均等割のみが課税されます。軽井沢の場合、均等割は5,500円です。
参照:東急リゾート https://style.tokyu-resort.co.jp/resort-tax-1
別荘では不在の場合も基本料金はかかります。
電気は数百円から数千円、ガスは別荘に多いプロパンであれば1,500円から2,000円の月額基本料金があります。水道は管理別荘地などでは定額制のケースもあり、年間使用量に関わらず徴収されます。そうでなければ数千円程度。
これに滞在中使用した分が加算されると考えてください。
管理別荘地に別荘を持つと、毎月の管理費に含まれる内容のサービスが受けられます。
別荘地にもよりますが、建物面積で管理費が異なる場合や、一区画ごとに均等に請求する別荘地もあります。費用は1万円くらいからありますが、これに水抜きや通水が含まれていない場合にオプションをつけることも計算しておきましょう。
基本的な管理を行ってくれる管理別荘地以外の場所に住むと、自分で管理するかプロの管理会社に任せるかの選択肢があります。
管理会社に依頼の場合、別荘地やプランごとに費用にも差がありますが、軽井沢ではだいたい15,000円程度から10万円以上するものも。
また薪ストーブは煙突清掃費用も発生しますので、しっかりと計算に入れてください。
参照:西武プロパティーズ https://resort.seibupros.jp/karuizawa/sengataki/kanri/?krzwc=7fnk78ueaiq0rcdjkh9vhhc2um
10年単位でまとまった修繕が必要になるケースが多く、新築の場合は毎月1万円程度を修繕積立費とすればいいでしょう。
外壁の塗り替えは新築から10年目が最初の目安で、以降10年ごとの塗り替えに加え、屋根やバルコニーの修繕、水道管や水栓、内装のメンテナンスなどが必要になります。中古の場合は以下が一つの目安です。
少しでも維持費を抑えるために考えたいのは、別荘建築時の素材と機能性です。
例えば外環境に強く耐久性のあるレンガ素材であれば、劣化しにくいので10年に1度の外壁修繕が必要ありません。そのため市場価値も上がりやすいのです。
また快適に過ごせる断熱性や機密性の高い建築を実現することは、冬場の大きな出費となる暖房費を抑えられる一番の要因でもあります。
美しい自然と心地よい暮らし、そして――
軽井沢で過ごす時間に、貴方なら何を添えますか。
自分を映し出す別荘建築での5つの要素と、それを叶える建築パートナーをご提案しています。